”とにかく話を聞くこと”で解決策を導き出す最強ネゴシエーター
・WEB広告業界15年ほど勤務されているゆめこさん
・広告の運用や営業事務などのバックオフィス全般および管理
ーあなたの仕事の成功体験を教えてください
そして、お客様のご要望に沿った提案が出来、受注が出来たときは自分の成功体験が一つ積みあがったように感じます。
ー仕事で苦労した経験を教えてください
成功体験にも関連するのですが、お客様のご要望と出来ることに乖離がある場合や仕入れ先がミスをした際のフォローに苦労します。
クライアントへの謝罪はどこに責任所在があろうとも当然弊社が請け負わなくてはならず、その際に弊社の信用と信頼関係を落とさずにご報告するには誠心誠意の謝罪対応とともに補填案が必要になります。
その補填の交渉を仕入れ先にするのですが、その補填内容が社内営業担当に受け入れてもらえない際、さらに再度仕入れ先と交渉、たいていはそれ以上の補填案を飲み込んでもらえず、社内でも社外でも板挟みになります。
ここに一人で解決の糸口を見つけないといけないのが非常に苦しいです。 両者の感情を受け止めながら対応するので精神的に苦労するときがあります。
”とにかく話を聞くこと”を徹底してるのですが、話を聞いていくうちに両者の感情が少し収まってくることもあるので、その時に妥協点の提案をし、OKが出れば双方に交渉・調整をしてことを乗り切ることが多いです。
その場ではすぐ解決せず、時には1週間以上という長期の中で解決策を見つけていくと言った事案も発生するのでその際はもっと苦労します。
ー人生の将来設計を教えてください
5年後にはもっといろんなスキルを身につけて、いつからフリーランスで独立できるくらいの手に職をつかんで、ワークライフバランスを自分でマネジメントできるようになりたいです。
家族との時間を大切にしながら、ある程度の生活費は自分一人で在宅でも稼げるようにして、有意義な時間を過ごせるようになりたいです。
ーーーそう語ってくれたゆめこさん。営業担当と仕入れ先との板挟み、どちらの要望も聞き入れていなかないといけないといういかんともしがたい状況って、つらいですよね。ゆめこさんは常にどうすべきかということを考え、その考えをもとにステークホルダーから”とにかく話を聞く”という方法で、なんとか解決や落としどころを作っていくとてもバランスの取れた方なのかなと感じました。
答えのない中で着地点を探していかなければならない、相対している人たちがそもそも怒っている環境、というストレスは計り知れませんが、それを乗り越えることもやりがいに変えられるポジティブなメンタリティは我々も見習っていきたいところですね!